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サブリミナル (世にも奇妙な物語) : ミニ英和和英辞書
サブリミナル (世にも奇妙な物語)[ご]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
世にも : [よにも]
  1. (adv) extremely 2. very
奇妙 : [きみょう]
  1. (adj-na,n) strange 2. queer 3. curious 
: [みょう]
  1. (adj-na,n) (uk) strange 2. unusual 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 
物語 : [ものがたり]
  1. (n,vs) tale 2. story 3. legend 
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 

サブリミナル (世にも奇妙な物語) : ウィキペディア日本語版
サブリミナル (世にも奇妙な物語)[ご]

サブリミナル」は、1992年12月30日フジテレビの『世にも奇妙な物語』で放送されたテレビドラマ。主演は東幹久。演出は星護。脚本は高山直也
== ストーリー ==
(放送当時からすれば5年後の近未来になる)1997年。人口増加に拍車がかかり3億4000万人が住む日本。65歳以上の比率も高くなっている。
大手新聞社に記者として勤める主人公(東)は、ある日社会部に異動となり、そこでベテラン記者の陣(森本レオ)と組むことになる。早速二人は、ここ数ヶ月で頻発している老人の自殺について調べることに。しかし、全く糸口が見つからないまま、またもや老人の自殺の一報が複数同時に入る。悩んでいる二人の元に一本の電話があり、相手は「大学教授をやっていて、心理学を教えている」と言う男性。曰く「最近頻発している老人自殺の原因が分かったから直接会って話したい」。しかし指定された待ち合わせ場所には誰もおらず、主人公が「ガセか」と言うと、待ち合わせ場所近くの電話BOXの受話器が外れたままになっていた事に着目した陣は「自分達に電話していたことは間違いない」と確証、その教授が勤める大学の研究室に向かう。しかし助手に門前払いを食らった。途方にくれる二人だったが、陣の閃きから大学関係者を諦め、彼の妻に尋ねることにした。夫が突然行方不明になった事に戸惑う彼女に大学での研究内容を尋ねると「家には仕事は持ち帰らない人だったから分からない」と言われる。二人が諦めて帰ろうとすると、何かを思い出したように、「もし何かを掴んだとするなら、自分の研究分野からじゃないか」と話す。その研究分野を尋ねると「サブリミナル」。
サブリミナル効果について調べた二人は「何者かが何らかの方法で老人達にサブリミナルを仕掛け、自殺するように仕向けた」という仮説を成立させるが、サブリミナルを仕掛ける為の「共通の映像」を見せる必要がある。すると主人公が、老人自殺が始まった時期と同じ時期からあるCMが頻繁に流れ始めていた事に気づいた。セクシーな南米風の美女が明るい曲調でサンバを踊り、一頻り踊ったら女性がガムを噛み、明るく「パラダイス・ガ・ム!!」。
このパラダイスガムのCMに仕掛けがあると確信した二人がCMの映像を解析すると、その内の一コマに「バイバイ65 65歳以上は自ら死を選べ」と印字されているのを発見する。それと同時に政府が「ハッピー65」と言う「65歳以上の老人には無条件で年金以外の給付金を支給する」という制度を提案していたのを二人は思い出す。この老人自殺は支持率獲得を狙ってハッピー65制度を提案、支持率を上げてから65歳以上の人口を減らすという、政府の陰謀による物だった。
この大スクープを掴んだ陣は早速編集長に電話するが「確たる証拠がない上に、明日の朝刊の一面はもう決まっている」と一蹴されてしまう。しかし絶対に公にしなければならないと使命感に燃えた二人はライバル社にこのネタをリークしようと考え、二人でライバル社に向かう。しかし、その途中で突然乗用車が二人の元に突っ込んでくる。陣の咄嗟の判断で助けられた主人公だったがその代わりに陣が車に撥ねられてしまい、車には逃げられてしまう。周囲の人間にすぐに救急車を呼ぶ様頼むが、誰も相手にしてくれない。するとすぐに救急車が到着。救急隊員によって陣は乗せられるが、その救急隊員も「クチャクチャクチャ、クチャクチャクチャ…」。パラダイスガムを噛んでいたのだ。主人公の同乗を振り切り出発した救急車。それを追おうとする主人公を「事情聴取のため署へ任意同行」するため取り押さえる。見ると警察官もパラダイスガムを噛んでいた。その場にいた人間は全員グルだったのだ。
警察官の制止を振り切り逃げる主人公。どうにか振り切り、途中で見つけた電話BOXで編集長に事のあらましを伝えようとすると、電話の向こうから、「クチャクチャクチャ、クチャクチャクチャ…」。編集長も既に抱きこまれていた。更に上を通る電車から居場所を察知された主人公は再び逃走する。
誰も信じられなくなった主人公が町へさ迷い出ると、生放送の街頭インタビューが行われていた。それにすがる様にインタビュー途中に乱入、自分が掴んだ真実を伝えようとする。しかしすぐに「しばらくお待ちください」と放送を打ち切られてしまう。途方に暮れる主人公。ふと顔を上げると大勢の人々が自分を見ていることに気づく。ゆっくりと近づき、ついに取り囲まれ暴行を受ける主人公。「お前らがやるのは俺じゃない!!国なんだよ!!」と絶叫する主人公に次々と人々が襲い掛かってゆく…。
すると町のショールームのテレビから、パラダイスガムのCMが流れてくる。画面がそのパラダイスガムのCMに近寄り、コマ送りされるとそのコマの一つに、主人公の顔写真と共に「この男を抹殺せよ」の文字が…。画面の最後に「現在日本では、CM等に於けるサブリミナル広告の制作、放送はされていない。」の文字。それが表示されたと同時にコマ送りの重低音で、「パラダイス…・ガ…・ム…

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サブリミナル (世にも奇妙な物語)」の詳細全文を読む




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